- 0014 〜科学の基礎理解〜 ビタミンDとがん ― 14日間で学んだ全てを一つの主張に
「ビタミンDにがん予防の可能性」——スーパーのサプリ売り場で見かけたこの一文を、14日間で学んだすべての武器を使って徹底評価します。証拠の階段、研究デザイン、バイアス、利益相反、ベイズ思考……一つの主張を“真剣に”評価するための10ステップを、実演形式でお見せする最終回です。
30m - Sep 18, 2026 - 0013 〜科学の基礎理解〜 ベイズ思考 ― 信念をどう更新するか
健康診断で陽性が出た——これは病気が確定したという意味?「事前確率+新しい証拠=事後確率」というベイズ思考のフレームを使えば、健康診断の偽陽性や「並外れた主張には並外れた証拠が必要」という考え方まで理解できます。すべての確率思考の土台となる回です。
28m - Sep 17, 2026 - 0012 〜科学の基礎理解〜 ヘッドラインの裏側 ― 論文がニュースになるまでに何が起きているか
「ハーバードが発見!細胞若返りの秘密」——このセンセーショナルな見出し、どこまで本当?論文からニュースのヘッドラインになるまでの5段階の“伝言ゲーム”と、そこで生まれる典型的な歪みのパターンを解説。元の論文までさかのぼる方法もお伝えします。
24m - Sep 16, 2026 - 0011 〜科学の基礎理解〜 査読の真実 ― 「論文掲載」が意味すること、しないこと
「査読を通った論文だから安心」——本当にそう言い切れるのでしょうか?査読の仕組みと限界、拾えるものと拾えないもの、ハゲタカジャーナルの存在、そして近年話題の「再現性の危機」まで。論文というものへの向き合い方が変わる回です。
28m - Sep 15, 2026 - 0010 〜科学の基礎理解〜 「臨床的に証明」を解剖する ― マーケティング言語を読み解く技術
「臨床的に証明」「医師推奨」「特許取得成分配合」——高価な若返りサプリのパッケージに並ぶ言葉を一つずつ解剖。チェリーピッキングの実例や、相対リスクと絶対リスクのトリックなど、マーケティングが低い確率を確実に見せる手口を解説します。
28m - Sep 15, 2026 - 0009 〜科学の基礎理解〜 お金の流れを見抜く ― 「誰がこの研究に資金を出した?」
「本研究はXX企業の資金提供を受けて実施」——記者発表の片隅にある小さな一文が、実は結果の見方を変えるかもしれません。利益相反(COI)が研究の設計から結論までをどう歪めるのか、歴史的な実例とともに、どこを見れば利益相反を確認できるかを解説します。
28m - Sep 13, 2026 - 0008 〜科学の基礎理解〜 議論のごまかし ― 健康論争に潜む6つの論理の誤り
「自然由来だから安全」——聞こえはいいけれど、何かがおかしい。健康論争でよく使われる6つの論理の誤りを、具体例と見破り方つきで解説。おまけとして、体験談(アネクドート)の罠についても触れます。
27m - Sep 12, 2026 - 0007 〜科学の基礎理解〜 認知バイアス ― 直感が確率を裏切る5つの罠
サプリの口コミを検索すると「効いた!」という声ばかり目に入る——これは偶然?それとも、そう見えるようにできている?
並んでいる声そのものが最初から欠けてい る「情報の網羅性」の罠と、材料は揃っているのに読む自分のほうが歪む「認知の歪み」の罠。人間の脳が確率を扱うのが苦手な理由と、判断を惑わす5つの認知バイアスを、アンチエイジング・健康にまつわ る具体例とともに紹介。
最後は、冷蔵庫に貼っておける「5つの問い」にまとめます。
20m - Sep 11, 2026 - 0006 〜科学の基礎理解〜 研究を読む 数字編 ― P値・効果量・信頼区間で確率を読み解く
「研究の数字は確率を直接表す言葉」。P値・P-hacking・効果量・信頼区間——聞くだけで難しそうなこれらの数字を、日常の例えで分かりやすく解説。「統計的に有意」という言葉の裏にある本当の意味が見えてきます。
27m - Sep 10, 2026 - 0005 〜科学の基礎理解〜 研究を読む 設計編 ― 標本・対照群・盲検化を見抜く
「研究の質は設計と方法論で決まる」——標本の選び方、対照群の有無、ランダム化、盲検化など、論文の“設計図”を読み解くポイントを解説。ニュースで紹介される研究が本当に信頼できるものかどうか、自分でチェックできるようになります。
31m - Sep 9, 2026 - 0004 〜科学の基礎理解〜 相関と因果 ― 一緒に動くものは原因とは限らない
「一緒に動くもの」は必ずしも「原因と結果」ではありません。相関関係と因果関係を混同してしまう典型的な罠と、それを見抜くための「ブラッドフォード・ヒルの判断基準」を紹介。健康ニュースを読むときに「これは本当に原因なのか?」と一度立ち止まれるようになる回です。
23m - Sep 8, 2026 - 0003 〜科学の基礎理解〜 研究の舞台裏 ― なぜ「くじ引き」が必要なのか
「○○研究で効果が確認されました」——同じ言い回しでも、研究の作り方(デザイン)によって強さはまったく違います。横断研究・症例対照研究・コホート研究・ランダム化比較試験(くじ引き)の4種類を、健康診断や探偵の推理に例えながら、なぜ「くじ引き」が最強の証拠になるのかを解説します。
27m - Sep 7, 2026 - 0002 〜科学の基礎理解〜 証拠の階段 ― 「エビデンスがある」の10段階
友人の体験談も、大規模研究も、同じ「エビデンスがある」と言われがち。でも証拠の強さには10段階の階段があります。一番下の「一人の話」から一番上の「世界中の研究をまとめた話」まで、買い物のレビュー数に例えながら解説。あなたが無意識に使っている判断基準を、若返り・健康情報にも応用する方法をお伝えします。
27m - Sep 6, 2026 - 0001 〜科学の基礎理解〜 科学=確率 ― 「証明された」は科学の言葉ではない
「研究で証明された」——ドラッグストアやSNSであふれるこの言葉、実は科学的には少し不正確です。科学は何かを「証明」するのではなく、不確実性を少しずつ減らしていくだけ。14日間シリーズ全体を貫く「科学=確率」という考え方を、身近な例えで解き明かします。
24m - Sep 5, 2026
